First post: 2023-07-15
Updated at: 2023-07-15
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Nuxt.js 2 でGoogle Adsense 広告を導入
Nuxt.js 2 で作成したホームページに、Google Adsense 広告を導入する方法に関する記事です。
目次
Google AdSense の登録と設定
以下に、Google AdSense の登録と設定の手順を詳しく説明します。
登録
- Google AdSense の公式ウェブサイト<<<公式のGoogle Adsenseサイト>>>にアクセス。
- "今すぐサインアップ" ボタンをクリックします。
- Google アカウントでログインするか、新しいアカウントを作成します。
- 登録プロセスに従い、必要な情報(個人情報、ウェブサイト情報など)を提供します。
- 利用規約に同意し、登録申請を送信します。
自動広告の設定
- AdSense アカウントにログインします。
- ダッシュボードの左側メニューから「広告」を選択します。
3. 「広告」ページで、「新しい広告ユニットを作成」をクリックします。
4. 自動広告を設定する場合は、「サイトごと」タブを開き、自動広告をONにします。
5. 「広告設定」タブで自動広告を除外するページや広告の種類を設定します。
手動広告の設定
- AdSense アカウントにログインします。
- ダッシュボードの左側メニューから「広告」を選択します。
- 「広告」ページで、「新しい広告ユニットを作成」をクリックします。
- 「広告ユニットごと」で手動広告を選択します。
5. 広告のサイズ、タイプ、スタイルなどを選択し、カスタマイズします。
6. 設定が完了したら、「保存とコードの取得」をクリックします。
7. 提供されるコードをコピーし、後で Nuxt プロジェクトで使用します。
以上が Google AdSense の登録と設定の詳細な手順です。登録プロセスでは、Google の審査が行われ、アカウントが承認されるまで数日かかる場合があります。広告の設定については、自動広告や手動広告の選択肢がありますので、プロジェクトのニーズに合わせて適切な設定を選択してください。
環境構築
Node.jsの導入
- Node.jsとnpmのインストール。<<<公式のNode.jsサイト>>>からダウンロードしてインストールします。npmはNode.jsに同梱されています。
- コマンドライン(ターミナル)を開き、node -v と入力して Node.js のバージョンが表示されることを確認します。
node -v
Nuxt.jsの導入
Nuxt.js をインストールするために、コマンドラインで 'npm install -g create-nuxt-app' を実行します。
npm install -g create-nuxt-app
vue-adsenseの導入
- プロジェクトディレクトリに移動します。cd プロジェクト名 を実行します。
- コマンドラインで 'npm install vue-adsense' を実行して、'vue-adsense' パッケージをプロジェクトに追加します。
npm install vue-adsense
プロジェクトの作成
- Nuxt.js のプロジェクトディレクトリを作成するために、コマンドラインで任意のディレクトリに移動します。
- コマンドラインで 'npx create-nuxt-app' プロジェクト名 を実行します。プロジェクト名 は作成するプロジェクトの名前に置き換えます。
npx create-nuxt-app
- インタラクティブなプロンプトが表示されるので、必要な情報を提供します。プロジェクトの構成に関する質問に回答し、必要なオプションを選択します。
環境設定
nuxt.config.js の設定
- プロジェクトディレクトリ内にある 'nuxt.config.js' ファイルを開きます。
- head セクション内に以下のコードを追加します:
head: {
script: [
{
src: "//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js",
async: true,
"data-ad-client": "YOUR_ADSENSE_CLIENT_ID",
},
],
},
"YOUR_ADSENSE_CLIENT_ID" の部分を、Google AdSense アカウントで取得した実際の AdSense クライアントIDに置き換えます。
ページへの広告の追加
- 広告を表示したい Nuxt ページコンポーネントを開きます。
- テンプレート内に以下のコードを追加します:
<template>
<div>
<h1>Welcome to my website</h1>
<ins
class="adsbygoogle"
style="display:block"
data-ad-client="YOUR_ADSENSE_CLIENT_ID"
data-ad-slot="YOUR_ADSENSE_SLOT_ID"
data-ad-format="auto"
></ins>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
</script>
</div>
</template>
<script>
export default {
// ...
}
</script>
- "YOUR_ADSENSE_CLIENT_ID" および "YOUR_ADSENSE_SLOT_ID" の部分を、Google AdSense アカウントで取得した実際のクライアントIDとスロットIDに置き換えます。
プロジェクトのビルドとデプロイ
プロジェクトのビルド
- プロジェクトのルートディレクトリで、コマンドラインを開きます。
- npm run build を実行して、Nuxt プロジェクトをビルドします。
- ビルドが開始され、依存関係のインストール、コンパイル、バンドルなどが行われます。
- ビルドが完了すると、dist ディレクトリ内にビルドされた静的ファイルが生成されます。
プロジェクトのデプロイ
デプロイ方法は、使用するホスティングサービスやプラットフォームによって異なります。以下に一般的なデプロイ方法の一例を示します。
- 静的ホスティングサービスを使用する場合:
選択した静的ホスティングサービス(例: Netlify、Vercel、Firebase Hosting)にアカウントを作成し、プロジェクトをデプロイします。ホスティングサービスのインターフェースに従って、プロジェクトのディレクトリを指定し、ビルドされた静的ファイルをアップロードします。 必要に応じて独自のドメインを設定し、プロジェクトを公開します。
- サーバーに手動でデプロイする場合:
静的ファイルがビルドされた後、生成された dist ディレクトリ内のファイルを適切なウェブサーバーにアップロードします。ウェブサーバーの設定を確認し、Nuxt.js のルーティングを適切に設定します。上記は一般的な手順の一例であり、プロジェクトの要件や環境によって異なる場合があります。選択したデプロイ方法に従って、静的ファイルを適切な場所に配置し、プロジェクトを公開してください。
以上がNuxt.js 2で作成したホームページにGoogle AdSenseを導入する手順です。ビルドされた静的ファイルをデプロイすると、広告が表示されるはずです。ただし、AdSenseの表示には時間がかかる場合がありますので、広告がすぐに表示されない場合はしばらく待つか、Google AdSenseアカウントの設定を再確認してください。